お手軽抗生物質クラビリン

クラビリンの効果と副作用について解説します

クラビリンの効果と副作用について

レビトラ

クラビリンは、淋病やクラミジアといった感染症の治療薬として使用されている抗生物質です。

淋病やクラミジアは性感染症のひとつとなり、主に10代から20代の若年層に発症する確率が高いとされています。

その中でも女性の発症率はさらに高く、無自覚のまま気付くまでに時間がかかることもあり、早期発見が難しいといわれています。

発見が遅れてしまい、そのまま放置すると不妊症などの原因にも繋がり兼ねません。

性感染症などの病気は、早期発見と早期治療が重要となります。

その治療薬となるクラビリンの効果や副作用について、解説していきます。

クラビリンの効果

クラビリンは、レボフロキサシンを主成分とした抗生物質です。

性感染症の治療薬として使用され、その中でも有名な「クラビット」という治療薬のジェネリック医薬品となります。

楕円形の薄いピンク色をした錠剤で、インドを本拠地としたスマート社という製薬会社で開発されました。

スマート社はジェネリック医薬品にも力を入れており、そのほか日本人にも使用しやすい医薬品を展開しています。

感染症の悪化を防ぐために、クラビリンなどの抗生物質を使用します。

その細菌はDNAを複製することで、増殖していきます。

主成分であるレボフロキサシンは、細菌を増やそうとする酵素(DNAジャイレース)の働きを抑制し、その細菌の死滅や抗菌に効果をあらわします。

淋病やクラミジアといった感染症の治療薬として使用されることが多く、数多くの病院でも処方されています。

そのほか肺炎や尿路感染症、急性細菌性副鼻腔炎などの病気にも適応しています。

適応疾患・適応菌種

【主な適応疾患】
・急性気管支炎、肺炎、扁桃周囲炎などを含む扁桃炎、感染性腸炎、尿道炎、外耳炎、中耳炎、腸チフス、歯周組織炎
・膀胱炎、深在性皮膚感染症、外傷や二次感染、胆管炎、リンパ節炎

などが挙げられています。

そのほかにも様々な疾患に適応しています。

【主な適応菌種】
主成分のレボフロキサシンに感受性がある、ブドウ球菌や腸炎球菌、結核菌、淋菌などによる感染症。

・マイコプラズマ属、クラミジア属(どちらも注射剤のみ)
・グラム陽性菌群、グラム陰性桿菌(嫌気性菌含む)

クラビリンの副作用

薬を服用するに伴い、副作用などのリスクはつきものです。

副作用が全く起こらない方や、反対に重い症状が出てしまう方など、人によってさまざまです。

服用時の体調によってもそのあらわれ方は異なるので、服用の際はその薬を十分に理解することが大切となります。

クラビリンの副作用は少ない方だといわれていますが、軽い症状から重い症状まで、いくつか報告されています。

使用する薬に対しての知識を持ち、なるべくリスクを抑え、より効果的に服用できるようにしましょう。

軽めの症状

クラビリンの副作用として、比較的軽い症状となります。

・発疹、下痢、吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、腹痛、悪心、不眠

これらは主な症状として挙げられていますが、この症状が重いと感じたり、長く続いたりする場合は、すぐに専門の医師に相談をするようにしてください。

また、皮膚が弱い方が服用した際に、日光を浴びた部分が赤くなってしまったり、酷くなると水ぶくれができることがあります。

長期間にわたって服用する必要がある方や、皮膚が弱い方は、なるべく直射日光を避けた方が良いとされています。

また、てんかんや心臓病、重症筋無力症などの疾患がある方、高齢の方は服用の際に注意が必要となります。

症状が悪化したり、高齢の方は副作用が起こりやすくなる傾向があります。

誤った方法で使用してしまうと、体にあらわれる副作用も大きくなってしまいます。

クラビリンは、抗生物質の中でも比較的副作用の少ない治療薬だといわれていますが、正しい服用方法を守って使用することが前提となることを忘れてはいけません。

重い症状

稀ではありますが、重篤な作用を起こすことがあります。

・アナフィラキシー、顔面蒼白、呼吸困難、血圧低下、意識が遠のくような感覚
・重い発疹や水ぶくれ、膿、口内のただれ、目の充血、発熱
・けいれん、意識低下、筋肉がぴくつく
・不整脈、動悸、失神
・重いじん臓症状(尿が濁る、血尿、むくみ、発熱など)
・重い肝臓症状(食欲不振、白目や皮膚が黄色みをおびる、茶褐色の尿)
・幻覚や混乱状態、錯乱
・息切れや痰などの肺障害
・大腸炎(重い腹痛や下痢、血液便など)
・寒気や震えなどの低血糖

などが報告されています。

これらは滅多にみられない副作用だといえますが、万が一このような症状があらわれた場合は、すぐに服用を止め、かかりつけの病院やクリニックで適切な処置を受けるようにしてください。

アナフィラキシーなどは最悪の場合、命にも関わるような症状となります。

少しでも違和感を感じたら、すぐに専門の医師に相談するようにしてください。

まとめ

クラビリンは細菌による感染症の治療薬で、副作用も比較的少ないことから使用しやすい人気の高い薬です。

ニューキノロン系という抗生物質となり、クラミジアなどの原因となる細菌を抗菌、滅菌する効果があります。

若い年代にみられやすい性感染症は、早期発見・早期治療が重要となります。

抗生物質などの治療薬を服用するほか、少しでも気になる症状がある場合は、なるべく早めの対策や予防法を取るようにしましょう。

また薬の副作用についても、軽度のものから重度のものまでさまざまです。

なるべくそのリスクを下げるために、その薬の必要性や効能などをしっかりと理解した上で服用することが大切となります。